
- 33歳
- 2度流産を経験、不育症と診断される
- ぷち不妊
- ホルモン剤とバイアスピリン処方
- 待望の3回目の一人目妊娠は異常妊娠
- 妊娠初期に出血が続いている
- 胞状奇胎について知りたい
さいしょに
最初にご注意いただきたいのは、これは体験談です
人によって症状は様々で、胞状奇胎や子宮外妊娠の原因がわかるわけではありません
なぜこういうことが起こってしまうのかは分かりませんが、すごく稀なことです
胞状奇胎は部分胞状奇胎と全胞状奇胎の二種類に分けられます
通常は流産と同じような手術を行い、奇体を取り出します
手術は二度行う事が多い
奇胎が子宮外に侵入してしまった場合、抗がん剤治療が必要になります
最悪の場合は肺や脳に転移して命を落とすこともあります
私は奇胎が卵管と子宮の狭間にあったため、とても稀有なケースです
また、不育症の一つである中隔子宮な為、普段は行わないMR撮影を行いました
これにより、手術の方法等は一般的な流れとは違うものになってしましました
妊娠の発覚
今まで経験したことないくらいの悪寒に、尋常でないほどの身体の震え
念のために熱を測ると39.1℃
この日は動くこともできず、寝ていました
翌日、1月の出来事ということもあり、インフルエンザを懸念し内科を受診
病院へ行く前に妊娠検査薬を試すことにしました
この時まだ生理予定日前後でしたが、本当に薄い陽性反応がありました
内科でインフルエンザの検査をするも、陰性でした
目まぐるしく転落していく1ヶ月半
熱も下がり、不妊治療でお世話になっているクリニックを受診し妊娠の確定の診断を受けました
まだ時期も早いということもあり、胎嚢は見えませんでした
その後状況はどんどん変わっていきます
その後の変化
日付 | hcg値 | 備考 |
1/16 | 534 | 妊娠確定 |
1/28 | ほぼ毎日出血があり、日に日に多めの出血に変化 | |
2/1 | 5000超え | 胎嚢確認できず総合病院に転院する |
2/3 | 8872 | 総合病院受診 子宮の隅に何か見える |
2/5 | 出血が止まり 左足の付け根に違和感 | |
2/6 | 異常妊娠ではないとはっきり言われる | |
2/14 | 25800 | 大量出血により受診 |
2/17 | 24100 | hcg値が高いままの為子宮外妊娠の可能性大 バイアスピリンを飲んでいたため緊急オペできず |
2/25 | 17000 | MRの結果、異所性妊娠と判明 |
2/26 | 緊急開腹手術 | |
3/3 | 病理検査結果 侵入奇胎の疑いあり | |
3/4 | 260 | CT撮影後退院 |
3/9 | 部分胞状奇胎 と診断される |
異常妊娠ではない、と言われたり異所性妊娠だと言われたり、侵入奇胎だと言われたり結局は部分胞状奇胎だったという結論
手術内容
当初、通常行う掻把による手術に必要な前処置も行っていました
前処置を行う直前に撮ったMRの結果で、子宮外に胞状奇胎があるということが判明し、当初予定の手術は中止
翌日緊急開腹手術が行われました
手術では左の卵管切除と子宮の一部を切除しました
過去2回流産の手術でも全身麻酔は経験していましたが、長時間にわたる手術で体力は限界
コロナのせいで入院中の面会も禁止になり、1週間寂しかった
手術を受けた話はまたの機会を設けようと思います
さいごに
2020.7現在もhcg値が上がったりしないか、経過観察中です
基本的に術後半年でhcg値が上がらなければ妊活の再開許可もでるそうです
私の主治医はなぜか半年から1年は妊活禁止と言っています(´ー`)
本当に激レアなケースなので参考になるかどうかわかりません
同じようなことを経験した方、現在進行中の方がいらっしゃったら声かけてください
とても喜びます