異所性妊娠(子宮外妊娠)の緊急手術【体験談】

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ほし

名前:ほし33歳
結婚:5年目

不育症で稽留流産を二度経験。
3回目の妊娠は子宮外妊娠と部分胞状奇胎だった為、開腹手術処置。
現在は妊活お休み中の悩める専業主婦です。
このまま夫婦二人暮らしで生きていくのか、再び妊活をするのか…?
どっちの人生も楽しく過ごす為に、今できる事をがんばろう!
という主婦の雑記ブログです、よろしくお願いします♪

ほし
ほし

こんにちは、ちょっぴり残念なミドサー専業主婦のほしです。

2020年、年明け早々に3回目の一人目妊娠が発覚!

およそ2カ月後にはお腹を切って取り出されてしまいました……

とても分かりづらく、二転三転した結果異所性妊娠…いわゆる子宮外妊娠と診断されてしまいました

その時の様子をまとめた記事がありますので、ご興味おありの方はこちらからお願いします

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子宮外妊娠は妊娠を継続できない

コウノドリでも取り上げられていたので、テレビや漫画、メディアで言葉は聞いたことあると思います

そして、妊娠を経験した方の中には胎嚢確認が出来るまでの不安要素の一つですよね

子宮外妊娠と診断されるとその妊娠は継続することが出来ません

殆どの割合で卵管に着床してしまうようです

ほし
ほし

私は左卵管と子宮の境目にあったようで、分かりにくかったようで子宮外妊娠との判断が遅れました。

薬を使用して治療するか手術をするか、いづれかの方法に寄るようです

薬を使えば卵管が残せると思って期待してましたが、かなり早い段階で発覚していないと難しかったようで残念でした

手術方法もどこに受精卵が着床したかによって異なるようです

中には卵管を残せる手術方法もあるみたいですが、私の場合は切除するほかありませんでした

子宮外妊娠と診断される

妊娠検査薬で陽性を確認してから1ヶ月近く経っても胎嚢が確認できず、

出血も続いていたので子宮外妊娠の可能性が高いと言われていました

hcg値が一定の基準値を超えても胎嚢確認ができないと、子宮外妊娠を疑われます

私が子宮外妊娠の診断が下りたのはかなり遅く、胞状奇胎の除去手術を翌日に控えている時でした

(この胞状奇胎の場合は流産手術と同じ内容で、子宮内の奇胎を取り出すという内容です)

掻把手術の前処置が終わり、MRを撮りました

(通常このタイミングではMRは撮りません、私が中隔子宮の為に念のため撮ったそうです)

するとここで子宮外妊娠が発覚し確定されました!

当初予定されていた掻把手術は中止

翌日に緊急手術をすることが決定されました…

緊急手術による開腹手術

子宮外妊娠と診断されて、手術が決定して手術室の最短空き枠が翌日でした

もともと掻把手術の予約が入っていましたが、そこの枠は使われず……

恐らく手術にかかる時間等の影響かもしれませんね

手術前|絶飲食

全身麻酔の為に前日から絶飲食の指示がありました

当初の掻把手術も全身麻酔なので既に絶飲食でしたが予定が変わった為に、飲まず食わずの時間が通常より長くて辛かったです

その他はひたすらに手術の順番を待つだけでした

時間になり、手術着に着替えた後は徒歩で手術室へ向かいます

付き添いの夫も扉の前まで来てくれましたが、そこでお別れです

次に会う時は手術の後になります

手術室|ドレーンと全身麻酔

開腹手術による痛みを抑える為、痛み止めを注入するためのドレーンを入れます

そのドレーンのチューブを背中に入れるんですが、これが痛いらしく麻酔を背骨に刺されました

そのおかげで想像していた激痛はなく、多少の痛みと背中がグニグニする感覚

この前処置を乗り越えてしまえば、あとは全身麻酔(静脈麻酔)を点滴で入れられます

ポヤーっとしてぐらっと来たらもう終わりです

手術中も目覚めることはありませんでした

手術中|その時の夫は

ロビーで待っていてくれました

後で聞いた話ですが、夫は全身麻酔から目覚めなかったらどうしようという恐怖を感じたそうです

手術が終わった後は主治医に呼ばれ、手術中の写真を見せられながら説明を受けたと言っていました

写真は後から私も見せられましたが、子宮や切除したもの等が映っていて直視できませんでした

手術後|意識回復

手術室で一旦意識は戻るも、すぐにまた夢現……

ぼんやり夢を見ていた気がするけど、朦朧としていたと思います

どれくらい時間がたったかは覚えてないけど、ベッドごと病室に移動されてる感覚はある状態

時計を確認できるようになった時には、手術室へ入ってから2時間程経過していました

付き添いの夫と話をしようとしても、酸素マスクが邪魔だし喉がカスカスだし苦しいし会話らしいことはできませんでした

いつもベッタベタに甘えて付きまとうタイプの嫁ですが、この時は夫を気にする余裕が無かったです

その夜|全然眠れず

目が覚めてから呼吸器を外すまで2時間、

そこから水を飲む許可が下りるまで3時間……

喉は乾くし苦しいし、水飲むまでが一番辛かったです

それと、血栓ができないようにする為に加圧ソックスを穿いていました

これが1時間おきくらいに自動でブーンという音共にふくらはぎを締め付けてきます

そのせいでこの日は刻んで寝るしかなかった為、全然寝られませんでした

その後|退院まで

翌朝、尿道バルーンを取ることができました

様子を見ながら段階的に体に繋がれたチューブは外されていきます

内臓の癒着を防ぐために、定期的に歩くように指示もありました

ごはんを食べる事が出来たら、気持ちも徐々に軽くなり回復速度も早くなったと感じました

退院までの詳しい入院生活はまた別の記事でご紹介したいと思います

緊急開腹手術を受けた感想

子宮外妊娠は早急な対処が必要な為、心構えをする間もなくあっという間の手術

過去に流産手術を2度受けていたので、全身麻酔に対しても抵抗はなかったです

でも、今回の全身麻酔は目覚めた後の苦しさが比較にならないものでした

後から聞いた話で、全身麻酔中は呼吸が止まっていて人工呼吸器で行っている状態だったと聞きました

でも、意識を戻した後は酸素マスクでした

酸素マスクを外し自発呼吸を行う段階では、溺れるんじゃないかというくらい苦しかったです

退院までの間に少しずつ出来る事が増えていくのは楽しく感じました!

お腹を縦に切って傷も残っているのに、半年経ち日常生活もすっかり元通りです

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